失敗したくない!はじめてのホームページ(WEBサイト)制作依頼ガイド
Webサイト制作を成功させるための準備と制作会社選びのポイントをご紹介します。
はじめに
ホームページを作りたいと考えても、いざ行動に移そうとすると「何から始めていいかわからない」「難しそうだ」と感じる人は多いかと思います。
ホームページ制作を成功させるためには、制作を依頼する前にしっかりと準備を整え、さらに制作会社を選ぶ際のポイントを理解しておくことが重要です。これらを押さえておけば、制作プロセスをスムーズに進めることができ、満足のいくホームページを作り上げることができます。
ホームページ(Webサイト)とは
まず、ホームページ(Webサイト)とは何かについて簡単に説明します。Webサイトとは、複数のWebページの集合体のことを指します。Webページとは、ブラウザを通して表示される個々のページのことで、例えばGoogleの検索結果で表示されるページや、そのリンク先のページなどもWebページです。Webサイト全体を「1冊の本」に例えると、Webページはその「本の1ページ」と考えると分かりやすいでしょう。
ホームページ(Webサイト)
複数のWebページの集合体です。1冊の本に例えられます。
Webページ
ブラウザで表示される個々のページです。本の1ページに相当します。
ホームページを作る方法
自分で作る
低予算で自由に制作できます。自分のペースで作りたい場合や、特別な機能が不要な場合に向いています。ただし、制作には時間と労力がかかり、専門知識も必要です。また、無償で利用できる制作サービスもありますが、デザインの選択肢が少なかったり、広告が表示されたりするため、ビジネス利用には不向きです。
制作会社に依頼
専門的なスキルや知識が不要で、手間がかからない点です。プロに依頼することで、デザイン性や機能性の高いWebサイトを短期間で作成できます。しかし、その分費用がかかり、制作後の修正にも追加料金が発生する場合があります。
Webサイト制作依頼前の準備
制作会社にWebサイトの制作を依頼する前に、以下の点を事前に準備しておくことで、スムーズに制作を進めることができます
1
サイトの目的を明確にする
Webサイトを制作する目的をはっきりさせましょう。たとえば、企業情報を発信するコーポレートサイトや、新商品を紹介するキャンペーンサイト、商品を販売するECサイトなど、目的によってサイトの見せ方や構成が異なります。目的が曖昧だと、制作会社に依頼しても「イメージしていたものと違う」という結果になりかねません。
2
サイトデザインの方向性と構成を決める
どのようなデザインのWebサイトにしたいのか、方向性を考えておきましょう。「おしゃれな」「ポップな」「モダンな」など、ざっくりとしたイメージでも良いので、制作会社に伝えるための材料を用意しておくとスムーズです。ターゲット層に合わせたデザインでなければ逆効果になることもあるため、ターゲットユーザーに響くデザインを考えることが大切です。
3
予算を決める
Webサイト制作の費用は依頼内容やデザインによって異なります。例えば、テンプレートを使用した小規模サイトなら20万〜30万円程度ですが、オリジナルデザインで多機能なサイトになると100万円以上かかることもあります。まずは大まかな予算範囲を決めておき、制作会社に相談する際にどこにコストをかけるべきか話し合いましょう。
4
納期を決める
いつ公開したいか決めましょう。他のイベントと連動させる場合は全体的なスケジュ―ルを把握する必要があります。また、納品後のチェック期間もバッファとして確保が必要です。
5
申し込み方法や打ち合わせ方法を確認する
制作会社に依頼する際は、全てを丸投げするわけではありません。目的やイメージをしっかりと伝え、その要件に基づいて制作されているかどうか、納品前に確認する必要があります。打ち合わせの方法も重要で、普段使用している会議ツールを使えるか、柔軟に対応してくれるかを確認しましょう。
6
ホームページ制作
スケジュール表をもらい、こまめに進捗状況を確認しましょう。
7
公開後の運用計画を考える
Webサイトは制作して終わりではなく、公開後の運用も重要です。誰がメンテナンスを行うのか、運用担当者を社内で確保するのか、それとも引き続き制作会社に依頼するのかを事前に決めておきましょう。運用まで対応する制作会社もありますが、そうでない場合もあるため、事前に確認することが大切です。
Webサイト制作会社を選ぶポイント
予算や納期が合致するか
見積もりが予算内であり、納期が希望に合うかどうかは重要です。しかし、最も安い、最も早いというだけで選ぶのではなく、他の要素も総合的に判断しましょう。
実績が豊富か
多くの企業や団体から依頼を受けている制作会社は信頼性があります。実績の豊富な会社ほど、さまざまなデザインやサイトタイプに柔軟に対応できます。制作会社のホームページで実績を確認し、比較しましょう。
作りたいサイトのイメージに似た実績があるか
依頼する制作会社が、作りたいWebサイトに似た実績を持っているかどうかを確認するのも良いでしょう。同様の実績があれば、希望するサイトの雰囲気を正確に伝えられますし、業種ごとのノウハウも期待できます。
運営体制がしっかりしているか
特に中規模・大規模なWebサイトを制作する場合、制作会社の運営体制や安定性、担当者の実績も確認しましょう。見積もり依頼だけではわかりにくいこともあるため、口コミやレビューを参考にするのも有効です。
アフターフォローが万全か
初めてWebサイトを依頼する場合、納品後のアフターフォローがしっかりしている制作会社を選ぶのがおすすめです。アフターフォローが不十分だと、サイト運用で困ったときに迅速な対応が得られないこともあります。定期的な更新や管理が含まれているプランがあるか確認しておきましょう。
Webサイト制作、依頼の流れ
1
準備
目的、デザイン、予算、納期を決めます。
2
制作会社選び
ポイントを押さえて信頼できる会社を選びます。
3
制作と確認
要件に基づいて制作し、納品前に確認します。
4
公開と運用
サイトを公開し、継続的に運用・管理します。
制作費用の内訳
企画・設計費
サイトの目的やターゲット層の設定、競合調査などの企画段階にかかる費用です。
例: 10万円~30万円
デザイン費
サイトの見た目やユーザーインターフェース(UI)を作成する費用です。オリジナルデザインを求める場合、テンプレートを利用する場合より高額になります。
例: 10万円~50万円
コーディング費
デザインをウェブページとして機能させるためのHTMLやCSS、JavaScriptのコーディングにかかる費用です。
例: 10万円~50万円
CMS導入費
WordPressなどのコンテンツ管理システム(CMS)を導入する場合の設定費用です。CMSを使用しない場合でも、独自システム開発にコストがかかることがあります。
例: 10万円~30万円
レスポンシブ対応費
スマートフォンやタブレットに対応するレスポンシブデザインを行うための追加費用です。
例: 5万円~20万円
SEO対策費
検索エンジン最適化(SEO)の設定や、検索順位を上げるための施策にかかる費用です。
例: 5万円~20万円
サーバー・ドメイン費用
サーバーのレンタル費用や、ドメインの取得・更新費用です。年間契約が一般的です。
例: 1万円~5万円(年間)
運用・保守費
定期的な更新やバックアップ、セキュリティ対策の保守サービスにかかる費用です。
例: 月額1万円~5万円
コンテンツ作成費
テキスト、画像、動画などのコンテンツを作成する費用です。ライティングや撮影、編集などが含まれます。
例: 10万円~50万円
その他カスタマイズ費用
特定の機能(会員機能、予約システム、EC機能など)の追加にかかる費用です。
例: 10万円~100万円以上
全体として、ホームページ制作の費用は規模や機能性によって異なり、30万円~300万円以上と幅広くなります。
見積書 サンプル
KPI・コンセプト
確定している場合、見積もりに入れないことが多い (KPI=数値目標。問い合わせ(CV)10件/月など。)
サイトマップ
こんなやつ↓
ワイヤーフレーム
こんなやつ↓
SEO対策
確定している場合、見積もりに入れないことが多い。Googleでの検索順位で上位表示させることなどの約束ではない。通常、上位表示を先に約束にいれることは難しい。最低限のキーワード対策。
デザインは見た目。コーディングはサイトにその見た目を反映させる作業(HTMLで記載など)
写真撮影は、依頼側に提供する素材がある場合は撮影する必要はない。ただ素人が撮影した素材だと使えないことがほぼ。撮影したくない場合は、素材を購入するか加工編集で対応。
CMS(コンテンツ・マネジメント・システム):WordPress(ワードプレス)など。
SSL導入:Webサイトの通信が暗号化され、ユーザーのデータが安全に保護されます
。
リダイレクト設定:Webページを自動転送すること。新サイトでURLが変わったとき、旧URLでクリックされた場合に新URLに飛ばす。
まとめ:理想的なWebサイト制作に向けて
準備が鍵
事前の準備をしっかり行うことで、スムーズな制作が可能です。
適切な選択
ポイントを押さえて制作会社を選ぶことで、理想的なサイトが作れます。
継続的な改善
公開後も運用と改善を続けることで、効果的なサイトになります。
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